9月1日に福井で上映される拙作『令嬢探偵★モロボシアイ〜広島より愛をこめて〜』は広島で撮影した作品。
広島は「第二の故郷」だ。
若い頃、四年間、広島に住んでいた。
それだけではない。
実は、広島の地で生まれている。
1~2歳で下関へ移ったので覚えてはいないが。
そのせいか、子供の頃から「広島」には憧れがあった。
18で広島へ向かい、広島の人たちには大変お世話になった。
映画サークルに入り、青春の日々をすごした。
「仁義なき戦い」のビデオレンタルが始まり、ビデオで初めて見たのもこの頃だ。
初監督作品『快傑ドバット』もこの頃の仲間がいなければ完成には漕ぎ着けなかっただろう。
映画に「夢」を抱き、上京しようと決意させてくれたのも、この「広島時代」のお陰だ。
広島には青春の思い出が詰まっている・・・
そんな広島を舞台に久々、撮影したのが『令嬢探偵★モロボシアイ』。
東京で培った技術と新たなる仲間を引き連れての凱旋撮影だった。
広島への恩返しでもある。
本日8月6日は広島に原爆が落とされた日。
個人的には米国の謝罪と被爆国である日本が先頭切って核兵器禁止を世界に向かって訴える責任があると思っています。
血を吐きながら続ける悲しいマラソンをしないためにも…