本日で、「シネマ愚連隊 Blog」10周年となりました!!!
パチパチパチ(笑)
10年て凄いねw
なかなか10年も続くものって少ない。
この10年は前回の記事にも書いたけど、わりと低迷期で辛抱の10年だった。
もちろん、楽しいこと、笑えることもたくさんあったが、全体的に考えると低迷期。
2005年。交通事故で瀕死の重傷を負い、「人はいつ死ぬかわからない」と本気で脚本、企画書の書き方を勉強し、監督営業開始。
愚連隊関係者にギャラを払いたい、負担をかけさせたくない、いい仕事をさせてやりたい、といったん、愚連隊主導の自主制作を休止し、営業に奔走したのだが、そんな世の中、甘くない。そんなこんなで「映画を撮れない映画監督」の時期を6年間過ごすこととなる。
そして、2010年、11年。「大震災」ももちろんだが、一歩間違うと命を落としたり、半身不随になりかけるといった大病が近しい友人たち三名を襲い、やはり、今こそ、愚連隊映画を作っておくべきなのかと思い始める。また、愚連隊関係の役者、スタッフに会うたびに彼ら彼女らの方から、「また自主映画を撮ろう」「愚連隊映画を作ろう」「ギャラ云々より、まずはみんなで金出しあっでも愚連隊映画を!!」と言ってくれ、その声に後押しされるように、ついに2012年、愚連隊映画再始動。
ホント、ここまで役者やスタッフに言ってもらえる監督はなかなかいないと思う。監督冥利に尽きる(涙)。
愚連隊映画を作ることが俺の「使命」「天命」。
その後も幾多の困難に阻まれ、なかなか前に進まず足踏み状態、貧乏状態は続くが、心から信頼のおける仲間たちがいることが愚連隊の財産。
「撮れない監督」がそのまま撮れないまま死に絶えることが多い中、仲間に支えられ、なんとか生きながらえている。
次の10年は如何に?
このまま、また低迷期が続くのか、それとも、新たなる飛躍を遂げるのか、それは進んでみないことにはわからない。
11年目からの愚連隊ブログもどうぞよろしくお願いいたします!!