B級映画監督、髙橋亨の「シネマ愚連隊 Blog」へようこそ!!











カテゴリ別ログ_'16熊本入り
くまモン  2016年05月08日
熊本入りしました。

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熊本入り① 東区月出  2016年05月12日
4泊ほぼ4日で熊本入りし昨日東京に戻ってまいりました。
さすがに今回は遠いし、最初は行くつもりは全くなかったのですが、いつも博多に行くたび、お世話になっている知人のコウセイさんが被災され、避難所の本部の代表をされているとのことだったので、微力ながらお手伝いに行かせてもらいました。博多に呼び出してラーメンばかり付き合わせて、こういう有事の際には顔出さないじゃカッコつかないんでねww
しかも、16日ぐらいに調べたらGW明けの人出が足りなくなるであろう時期にジェットスターが結構激安だったので即予約しました。

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今回は石巻の時とは違い、ボランティアセンターを通じて一軒一軒お手伝いに派遣されるボランティア活動ではなく、避難所の本部にいて雑務のお手伝い。物資を運んだり、テントの設置や撤去作業、掃除、ゴミ出し、夜回り見回り、本部の留守番、交通誘導、配給の受け渡し、等々…と書けば、かなり、仕事してたみたいだけど、東区の月出の町は震源の益城町や南阿蘇に比べるとかなり収束に向かっていて、発生当初は200名以上いた避難者も80名以下になっていたので、のんびりまったり自分のペースでお手伝いさせてもらいました。あまり役には立ってなかったかな。ま、足手まといにならない程度に。


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本部のテントを撤去し、みんなで新しく設置したテント↑
だが、設置場所が違っていたらしく、1日にしてまた撤去した幻の本部テントw

そしてこちらが新たに作った本部。

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あと、最大の仕事と思ったのはやはり、被災者、避難者のお話を聴くということ。聴いてあげると言ったら上から目線だが、取材ではないので、こちらから「どうでした?」「どういう気持ちですか?」などと「訊く」のではなく、あちらから自然に話してくる言葉を「聴く」こと。やっぱり、地震発生時の話をみんな人に話したいみたい。特に熊本以外の人間に。多くの方が「死ぬかと思った」と発生直後の話をしてくれた。避難所でのことも。みなさん、色々とストレスもたまっているようで色んなお話も聞けた。人が多く集まると色々とあるからね。テレビの報道だけじゃ可哀想な被災者、避難者とイメージ先行で画一的になっちゃうよね。やっぱり、現場で話を聞かないと。特殊な状況であってもそこには人々の日常が綿々と続いているのだから。

二度の大地震を行きつけの飲み屋で受けたという皆さんと、その店が再開オープンしたという日に、みんなで飲みに行くw
三度目が今日あるかもとみんな笑い話にしていたけど 笑

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地震発生時の写メなど見せてもらいながら話を聴く。とりあえず、三度目の震度6以上はなくてよかった 笑



つづく。






宿泊は石巻の時と同じくテント生活w
しかし、熊本入りして二日目、三日目はこれまた石巻の時と同じく、雨だった。
石巻の時はテントが浸水し、水の中で寝るというサバイバル体験をしたわけだが、今回はコウセイさんからお借りしたテントが良かったのか、浸水もせず快適に過ごせた。

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しかし、被災者の多くの家屋は浸水、雨漏りだらけだったようで本部に多数の被災者の方がブルーシートをもらいに来られた。
確かに、空港から益城町を通って月出の町にやってきたわけだが、その間、倒壊してない家屋でも屋根はブルーシートのところが多かった。

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みなさんからお話を聞くとなんでも熊本の家は和瓦が多いらしく、洋瓦と違い、和瓦は重量が重く、その重みを支える柱や梁などの躯体が老朽化していると落下してくる可能性が多いという。しかも、鬼瓦が屋根を突き破ってベッドの横に落ちてきたとか、車で寝ていたらフロントガラスを突き破って鬼瓦が助手席に落ちてきたとか凄い話を写メつきで聴かせてもらった。

やはり、ここでも人間の生死というのは「運」だなと思い知らされた。
もしも、鬼瓦がベッドの方に落ちてきていたら…運転席側の方に落ちてきていたら…
「運」ばかりは用心のしようがないのだ。マジで。


つづく。




熊本入り③ 復興支援  2016年05月17日
今回伺った月出の町は熊本市の東区にあり、震源地となった益城町からは市内の中では割と近い方。
益城町や南阿蘇に比べると被害は少ないが、市内の中では結構被害を受けていて、多くの方々がボランティアに入られていた。

石巻へ行った時にも思ったが、技術のある人は強い。看護婦さん、床屋さん、マッサージ師さんなど、多くの技術者たちが避難者に技術を提供していた。また、音楽隊やマジシャンも技を魅せ、みんなを喜ばせていた。テレビタレントさんもボランティアで参加し、笑顔を見せてくれるだけで、避難者の皆さんは笑顔になっていた。

こんな時、B級エロ監督はホント、無力ww
さすがに避難所で、エロ、バカ、殺しの映画を上映するわけにもいかんからねww
まあ、監督として、なんてカッコつけてるから無力感を感じるだけで、人としてできることをやればいいだけのこと。
荷物を運んだり、掃除をしたりね。それだったら俺にもできる 笑

食事のお手伝いもした。

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全国から届いた救援物資のインスタント味噌汁をお湯で溶いたり、アルファ米にお湯入れて混ぜたり、箸を配ったり、ぐらいだけど 笑

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普段の食事はこんな感じ。
でも、結構、多くの炊き出し支援部隊が日替わりで来られていた。
炊き出し部隊は材料や鍋など全てを持ってきてくれて調理までしてくれるので支援部隊が来た日はかなり豪華。
カレーやチンジャオロース、親子丼など。
資金力があれば、愚連隊でもやりたいと思った。肉焼いて振る舞いたい。焼肉愚連隊としてはww

その炊き出し部隊のボランティアでスザンヌさんも来られていた。
スザンヌさんが料理を皿に盛って避難者の皆さんに手渡すとみんな喜んでいた。
タレントの笑顔は癒しだね。
写真撮影や握手も応じてくれて、みんな笑顔になってたね。一時でも震災の不安を忘れられたんじゃないかな。
有名人、芸能人は売名、偽善と言われても、ボランティアはやるべき。
「ああ、偽善で売名だよ。みんな売名行為をやればいい」と東日本大震災の時に言っていた杉良の言葉が心に沁みるぜww

お会いできなかったが、月出小学校には紗栄子さんも来られていた。
炊き出しの準備から最後の後片付けまで夜遅くまでかなり頑張ってくれたと本部の方からお話を聞いた。

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批判する奴は何をやっても批判する。言いたい奴には言わせとけばいい。自分のやれることを自分の信念のもと、やればいいだけ。
俺の場合はホントに売名にも何にもなんないけど(笑)、それでも、現地に行ったり、愚連隊ブログにこうしてレポートを書いたりすることに対しても、やはり、賛否両論あると思う。それも覚悟の上でやっている。
自分がやれること、やろうと思ったことをやればいい。人は関係ない。
現地は人は足りていない。市内だけでは足りないので熊本市も全国からボランティアの募集を開始した。
行きたいけど、どうしようと思っている人は行けばいい。
行きたいけど、行けない人は義援金を送ったりすればいい。いや、被災地に思いを馳せたり、自分が被災者の立場になった時のことを考えたりするだけでもいい。
関東も昨日今日と地震があった。いつまた、関東大震災が起き、ライフラインや交通網が絶たれるやもしれない。
いつ支援される側になるかわからないのだ。
熊本で起きた地震は他人事ではない。自分のことなんだ。

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今回、月出の避難所のお手伝いをさせていただいたコウセイさん、本当にありがとうございました。
ご自分も被災されているのに避難者のために朝から夜まで働き、泡wぐらい飲まないとやってられないと思いますが、皆さんの震災前の日常が取り戻るまでもう少し頑張ってください。
1日も早く、元の日常が戻ってきますよう、お祈り申し上げます。

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復興、復旧はまだまだ、つづく…



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